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福岡太郎の雑記帳

福岡からオヤジ視点で、お酒、グルメ、写真撮影、ロック、時事の話題等や好きな街 福岡の情報を発信します。

後輩の生き様に思う

今日は、凄くプライベートなことです。
この前の日曜日、数ヶ月前に無くなった高校の後輩をしのぶ会に参加しました。

彼は、人と人を結びつける名人で、多くの方が参加していました。故人を偲んで楽しくお酒を飲む会です。無くと彼が悲しみます。

 

場所は、嘉穂劇場 です。

炭鉱が盛んな頃、昭和初期に飯塚市に建てられた全国でも珍しい芝居小屋です。
先日は、市川海老蔵さんの公演がありましたし、大衆演劇から現代アートのショーまで色々な催しものが開催されています。

後輩のN君の日頃の活動があったからこそ、特別に嘉穂劇場を会場としてしのぶ会が行われました。 この種の利用は通常はありえないのです。これで二例目とのことでした。

彼は陶芸家で、半分趣味で居酒屋を営んでいました。
しかし、仕事以外に多くの時間を割いていたのは、地元の活性化です。

地道な毎朝の登校時の子供達への声掛けから、オヤジの会での校区活性化、商店街でイベントがあれば応援に行く等、地元の為に時間を惜しまず、取り組んでいました。自分のことは後回し、損得無しに活動していました。 頭が下がる思いです。

道半ばで逝ってしまい、本人も無念だったでしょう。。。

 

しのぶ会当日は、多分200名以上は参加者が居たと思います。
知らない人ばかりで、彼の交友関係の広さに今更の様に気付かされました。

ベルギー留学から帰国したという若い女性バイオリニスト(多分、高校の後輩と思います)が、演奏の前に、「私はNさんを12年間知っています。なぜなら、毎朝通学時に声掛けをしてもらっていました。」と言われて、初めて声掛けのことを知りました。
彼は、自分の努力を人には知らせない そういう男でした。

 

彼は高校時代は応援団に所属していました。
応援団といっても、チャラチャラしたヤンキーみたいなものでは無く、いわゆる真のバンカラな応援団です。
坊主頭に紫の紐ベルト、年中素足というスタイルです。非常に厳しい応援団です。いまでも変わりません。

 

彼の長男さんも同じ高校なのですが、応援団に入りました。

会の終りに、長男さんが、締めに応援団のエールを送りました。

長男さんの中に彼の姿を見ました。

 

親は背中で語るんですよね。長男さんは、彼の遺志をついで立派な男になるでしょう。

自分には絶対出来ないと思いました。本当に惜しい男を亡くしました。。。